ミズオノオト - Cahier de Mizuho -

2002年に渡仏し7年後にフランスから日本へ逆留学。フランスに行かなければ鍼灸師にはならなかった日本人のブログ。

フランス France

オンラインでハモる合唱 Easy Virtual Choir

実は…(という程でもないのですが)私はある合唱団の団員です。コロナ禍で緊急事態宣言が出ているので、合唱団の練習は停止中。そんな中、面白い試みをしようという提案があってそれにハマっています。 動画で自分で声を吹き込むと、同じように歌声を吹き込…

マルシェが恋しい

フランスでは当たり前だったマルシェって、すごくありがたい存在だったんだなと改めて思う。

イタリア人の友人のティラミスレシピ Tiramisu

リヨンにいた頃、二人の身近なイタリア人がいました。一人はイタリアから留学していた女性で私の同僚。 フランスでは人を家に招いてのホームパーティーがよくあります。ある時、そのイタリアの友人がホームパーティーにティラミスを作ってきてくれました。イ…

そして鍼灸師になる(鍼灸師になった経緯シリーズ 完)

(前回の内容は 翻訳は大変だったけど鍼灸は面白い をどうぞ)鍼灸師になるきっかけを書き始めて2020年内に終わる予定が年が明けてしまいました。昨年12月はなぜか患者さんが多く、鍼灸院の仕事が忙しかったです。 そんなわけで博士論文を書いた先に何がある…

今でこそ鍼灸師だけど、昔は怪しいと思っていた(鍼灸師になった経緯シリーズ 1)

私は父が医師で、両祖父も叔父達も医師や歯科医師。弟も医者になってしまった。医者だらけの家族。でも、私は実をいうと医者にだけはなりたくないと思いながら育った(笑)。それについてはここには書かない。 父親が医師なので子どもの頃は病気になったとし…

いつもと違う年末年始 L'année 2020 commence avec des amis français

あけましておめでとうございます。今年はいつもとちょっと違う年末年始でした。昨年2019年12月にフランスの友人カップルが来日。いつもパリの彼らの家に泊めてもらっていることもあり、今回は私の所に泊まってもらいました。私が仕事の間はマンションを自由…

Vins du Beaujolais ボジョレーのワインが恋しい

ブルゴーニュのワインを沢山試飲させてもらったら、ボジョレーのワインカーブ巡りをしたことを思い出した。2007年11月の話。連れて行ってくれた人に感謝。

キール・インドの甘いミルク粥 Kheer

昨日、同僚とグミの話からタピオカの話になった。夜、彼女からタピオカミルクティーを買ったとメッセージが来た。 私の脳内では甘いタピオカミルクティーからインドの甘いミルク粥キール(Kheer)を連想。 前にインドカレーを作った話をその同僚と話して、イ…

アテネフランセのサンテティック Cours (extrêmement) intensif de la langue française

ここのところフランス人とメッセンジャーで話す機会が多いので、通常よりもフランス語を使う機会が増えている。 この機にもっとフランス語に触れておこうという気持ちが湧いてきて、友人がくれたフランス語で書かれた木についての本を何気なく読んでいた。色…

Cours d' «Hichiriki » 篳篥(ひちりき)

昨日、篳篥の12回目のレッスンを終えた。篳篥を習っていると言うと色んな反応がある。 「え?!あの?雅楽の?」と驚く人もいれば、 「そうなんですか!!」(驚きと笑顔の両パターン)」。 「。。。。。。???」不思議そうな顔をする人。ヒチリキとはなん…

認知症ケア「ユマニチュード」Humanitude

全日本鍼灸学会2019最終日「シンポジウム5」のテーマが認知症だった。フランス生まれの認知症ケア「ユマニチュード」についてもお話されていたが、私は三年前の2016年7月に発案者イヴ・ジネストさんご本人のお話を聞いた。当時、フランス関係の団体に入会し…

平成の終わり Fin de l'ère Heisei

平成最後の日ということで、自分にとってのニュースを挙げている人がいた。 自分の年齢から30歳引いた歳が平成元年。 自分にとって平成での重大イベントはやっぱりフランスにいた7年間だと思う。 今まで、私がフランスにいたのは2002年〜2009年と思っていて…

離別の空白 L'ami qui vit dans le vide.

「今回のノートルダム大聖堂の火事のことではさぞ心を痛めてることだろうね。フランスを愛している君のことだから。」脳梗塞をしてから、メールはあまり書けないという友人Gから珍しくメールが来た。ノートルダム大聖堂が焼けて衝撃を受けている筈のフランス…

"Art" de Yasmina Reza フランスの演劇

フランスで大学院に編入する前、モンペリエ大学付属語学講座に行っていた時に面白い演劇の作品を観た。 その演劇がネットで観れるという便利な世の中。久しぶりに観た。 当時、フランス語の原書の小説を辞書なしで読むというクラスがあった。単語の意味が分…

音楽万歳!La vie est belle avec de la musique

何気なく自分のiTunesを見ていて、最近聴いていなかった音楽をかけてみる。 その途端に引き戻される。脳内タイムスリップ。私にとって琴線に触れるもの。 音源としての音は変わらずそこにあって、音楽が流れるだけで胸が一杯になる。フランスにいた頃は、音…

イスラムと食べ物の話 Repas pour les musulmans

リヨンLyonにGuillotière(敢えてカタカナで書くとギヨチエール)という場所がある。 何も知らずに行くと怖い場所だと思うかもしれない。トラムを降りた瞬間から明らかに空気が違う。 ケバブ屋さんや、ハラールHalalの肉が買えるお店が並んでいて、アジア食…

固定観念は誰にでもあるけど Nous sommes tous otages de nos préjugés !

フランスでイスラム教徒の友人と親しくなり、私の場合は特にパキスタン人というカッコ付きなんだけれど、彼らの行動を見て考えさせられることは多かった。 彼らは自分達がどう見られているか知っていた(というか、意識していた)。ニューヨークのワールドト…

衛生面、陰毛の処理についてまで書かれているコーラン

と言う訳で(リンク先は前回のブログ)、フランス生活初期にはイスラム教の友達が多く、好奇心旺盛な私はイスラムに対して無知なので色々な質問をした。 純粋な疑問は「コーランって何が書いてあるの?」という事だった。 友人達によると、生活していく上で…

渡仏して最初の異文化洗礼はイスラムだった

アラビア語を勉強したいと書いたが、アラビア語といえばイスラムである。 私は在仏7年間の初めの2〜3年間はフランスでイスラム文化と接する事が多かったし、大学寮にいたこともあってイスラム教の人達のする事を直に見ることができる環境にいた。 イスラム教…