ミズオノオト - Cahier de Mizuho -

2002年に渡仏し7年後にフランスから日本へ逆留学。フランスに行かなければ鍼灸師にはならなかった日本人のブログ。

初めてのソウル Voyage à SEOUL

10歳ぐらいの時に済州島に行った事はあるが、韓国はそれが唯一の訪問。私が「韓国へ行きたい!」とならない個人的な理由が1つある。(と勝手に思っている)昔のフランス人の恋人が別れた後に韓国留学へ行った。別れた原因が韓国人ではないにしろ、どうも韓国というとその周辺のエピソードが脳裏に強く残っている。それ以外にも私にはなぜか韓国がらみの妙な因縁がまとわりつく(笑)。別に韓国に対してネガティブな感情がある訳ではない。私を取り巻く人間関係で私にタッチしない第三者に韓国人がいるだけだ。それも恋愛絡みで。

 

 

仕事でアジア各国に頻繁に行く人が、韓国に仕事で10日ほど行って帰ってきたばかりだと言う。彼女は仕事でよくソウルへ行く。突然、私に「ソウルに行った事があるか」と聞いてきた。

「ない」と答えると、彼女は驚愕の反応を示し、行った方が良い!と私を説得し始めた。彼女は私が中国には何度も行っている事を知っている。彼女によると韓国は中国とも台湾とも違う食文化を持っていて、出汁の文化があるからスープが美味しい。生魚と香草とごま油を混ぜて食べるようなものもある。韓国で夏に参鶏湯を食べると彼女の場合はとても体調がとても良くなる。レバ刺しも韓国では食べられる!韓国に行かないと食べられない魅力的なものが沢山あると力説。

 

台湾にも仕事でよく行く彼女だが、台湾は私は既に行っているから韓国の方に行って欲しそうな様子だ。確かに子どもの頃に行った済州島では料理は美味しかったし、韓国料理ははっきり言って大好きだ。フランスにいた頃はビビンバをよく作っていた。

 

今年の夏は暑かったし、参鶏湯を食べて疲労回復をしたい気もする。彼女の言う通り、韓国の食文化は日本とも中国とも違う。韓国はフランスと違って10時間かかるわけではないからすぐ行ける。

 

韓国に対して過去の個人的かつ間接的体験で妙な先入観を抱いていたのが、彼女と話していて急速に興味が湧き始めた。一泊二日で美味しいものを食べるだけでも良いから行った方が良いとまで言われ、「じゃあ早速行こう」と思い立った。

 

今は韓国との政治状況が良くないので、「こんな時期にあえて韓国には行かないだろう」と2週間ほど前の私はニュースを見ながら恐れをなしていたが、むしろこんな時だからこそ韓国に行ってみようかという気になった。

 

韓国語はアンニョンハシムニカ、アンニョンハセヨぐらいしか知らないし、韓国語ができない不安を述べると、韓国人は優しいし、英語が通じるから大丈夫とのこと。加えて、彼女は韓国で便利なアプリを教えてくれた。 

 

と言うわけで近いうちに韓国に行く事になった。

 

フランスにいた頃は韓国調味料を常備していたなあ…。

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