ミズオノオト - Cahier de Mizuho -

2002年に渡仏し7年後にフランスから日本へ逆留学。フランスに行かなければ鍼灸師にはならなかった日本人のブログ。

一泊二日の屋久島の旅 序章

昨年12月に父が亡くなった。自分で思っていた以上の父の存在の大きさ、亡くなった事を受け止める事の難しさ。親を失くすとはこれほどの大打撃をもたらすものとは。

 

四九日も終わり、自分の心に空いた穴はまだ埋まることはない。でも父の思い出を大事に、父の生き様を刻み込もうと思う。もういないのだから残された家族は元気に生きていくのが親孝行。

 

コロナ禍でも旅行に行ってはいけないわけではない。鍼に来る患者さん達も行きましたと言わなくても旅に出ている。リフレッシュしたいと思った。父は、倒れて丁度1ヶ月後に亡くなった。一連の色々で短期間の間にJALに何度も乗った。JALに乗るのに慣れて親しみを感じていた。と同時に前から気になっていた「どこかにマイル」で「どこかに参る」のも悪くない。行ってみようという気になった。

(「どこかにマイル」の詳細は下記リンクをご覧ください。)

 

どこかにマイル - JALマイレージバンク

 

四つの候補地からどこかが当たる。行きたい場所はルーレットのように四つ出てくるので、これだと思ったら応募する。

実際に応募しようと思うとなかなかこれだという四つの候補地が揃わない。上記の理由で今季の青森の大雪を目の当たりにした。寒い地方は欠航も頻繁に出ているようだから北は避けて南ばかり選んだ。北はよく行くので、自分の知らない場所に行きたいという願望もあった。

 

鹿児島 高松 大分 青森

 

青森に当たっても面白いと思ったので青森も入れた。

 

JALから与えられた行き先はなんと鹿児島!

鹿児島が当たるとは思っていなくて、正直なところ驚いた。諸般の都合もあり、申し込んだのは二週間前。鹿児島のどこに行くか、宿泊先などもあるのでのんびりもしていられない。

 

鹿児島の地図を見ていたら屋久島が目に入った。屋久島。行ったことはないが、外国人の患者さんから勧められていた。海外在住の日本人の方が日本に帰ってくると屋久島に行くという人もいる。コロナ前の話だ。勧められた時にちょっと調べていたが、屋久島は冬もおススメという情報を記憶していた。私は日光に弱いのでかえって日照量の少ない時期の方が南に行きやすい。

 

屋久島と思ったら、行くべき方向がカチッとはまったような気がした。

 

旅が終わった飛行機の中でこれを書いている訳だけど、「旅」がもたらすものは素晴らしい。心の養生ができた。見えない何かが整理されている。トレッキングで酷使した身体の痛みが取れるよう、身体の方も養生するとしましょう。

 

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益救神社の巨大なガジュマルと並んだ阿吽の仁王像

 

 

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一泊二日の屋久島の旅 終章 も時期アップします。