中国茶の世界は面白い Thé chinois
中国茶に限らず、珈琲、抹茶などの嗜好品は大好きだけど、今回中国のお茶の奥深さを改めて感じた。天津研修で(2018年3月17日〜24日)お茶の問屋さんへ行ったら、そこのお姉さんのお茶の知識が素晴らしい。
前回、北京研修でも(2017年7月23日〜30日)お茶の問屋さんに行って、これでもかというぐらいにいろんなお茶を飲ませてもらったけど、そんなにお茶自体の話は聞かなかったような。。。目当てのお茶があってそれを買いたかったせいもある。今回はこちらが薬効を聞いたせいもあるけど、よく喋るお姉さんで、お茶が持っている特徴を教えてくれて勉強になった。
会話を全部録音しておけば良かったと後悔極まりない。
途中から会話を録音したので、それのメモ。
中国茶の中で使いやすいのは
普洱(プーアル)茶、白茶、紅茶。
緑茶は冷えの作用があるけど栄養価は一番高い。緑茶は上を下げて涼性作用があるので、菊や枸杞(クコ)の実を加えて飲むと良い。頭を活発にしてくれる作用がある。
ジャスミン茶は香りが良いだけでや薬効は特にはない。香りが良いということは栄養価も飛びやすいということ。
お客さんが来るとお店では胃腸の調子を聞きながらお茶を勧めることが多い。
胃腸が悪い時は白茶だけ。お腹が張る時は紅茶が良い。緑茶は涼性なので夏、秋。
便秘の時は普洱(プーアル)茶。ダイエット効果もあり。
長期間で運動もしないタイプで便秘が続いている時は生のプーアル茶。
でも瀉下剤ではないので害はない。
湿気が多い時は発散した方が良いので白茶と陳皮を混ぜたものが湿気を取るには良い。
喉が痛いときにもお勧め。白茶と陳皮のお茶はここで飲ませてくれました。
40才でお肌ツルツルのお姉さん(写真)。
湿気がある夏には緑茶、立冬をすぎたら紅茶を飲む。
録音してなかった時も面白いことを沢山話していた。
この後に漢方の生薬でも使う花茶などを扱っているお店にも行きましたが、その話は後日。
紅茶の一種の云南滇红がとても美味しかったので、それも買いました(写真)。
ちなみに、老白茶もここで買った。同じものが天津空港にあって、空港はもの凄い値段だった(笑)。