ミズオノオト - Cahier de Mizuho -

2002年に渡仏し7年後にフランスから日本へ逆留学。フランスに行かなければ鍼灸師にはならなかった日本人のブログ。

A capella アカペラ・なんだか面白い世界

なんと、屋久島に行ったことを書いて以来ブログのアップをしておりませんでした。

ツイッターやインスタにメモのように書いているとブログはおろそかになってしまう。でも本当はブログの方が文字制限もないし、メモのようにした方がいいのはブログの方か。

 

この前、初めてアカペラ合唱団のセッションというか定例練習会に参加した。現在は休団中のF合唱団でとてもお世話になっているA先輩が行っているアカペラの会。A先輩がとても楽しそうに歌っているのは知っていた。こんなところもあるぞと紹介(?)してくれた。F合唱団に入ったのも人生初だったので、アカペラ合唱団はもちろん初めて。

 

歌っている曲がJazzや英語ポップスで面白そうなので前から興味があった。英語の歌は楽しい。日本語も勿論楽しいけど、英語の歌も歌いたい。(もともと合唱を始めたのもフランス語でシャンソンを歌いたいという事からスタートした。)ただ、そこの人達は初見ですぐに歌えてしまうようなレベルの方達なので、私が行ったら場違いなのでは?と思って気おくれしていた。

 

行ってみたら楽しかった。確かに初見でいきなり歌うので間違えたり音を取れてなかったりというのはある。でもこんな世界を垣間見れたことの方が嬉しい。一人で間違えていたので内心「キャー」だけど、皆さんクール。指摘するわけでもなく、直すわけでもない。嫌な顔もしない。ある意味、放っておかれる。クールな大人の集まりという感じだった。F合唱団が高校の部活の延長線のような雰囲気だとすると、今回のアカペラの方々はもうすでに色々とやってきた人達がもっと面白い事がしたくて集まっている感じ。F合唱団は英語の歌は苦手という人もいるけど、こちらのアカペラ団は英語への抵抗感はない人達。というか英語の歌ばかり。

 

Do-choo-ba  do choo-ba  do-choo-ba doo-by do

do choo-ba do choo-ba  do doo - wa...

なんて歌うんだけど、「ドゥウワー」が楽しい!合唱の歌い方と違うんだけど、ハモリ方がjazzy。

人生楽しいなぁ〜と思いました。マスク付けて歌ってるのでマスクがなければ尚いいけど、仕方がない。英語だと日本語よりも口をよく動かすからそれも楽しい。サマータイムの楽譜です。

 

Summertime の楽譜。著作権があるのでぼかしを入れています。


アカペラは伴奏がなくて声だけだけど、声だけであんなに膨らみのある仕上がりになるのは面白い。なんだか世界がどんどん広がっています。今まで人生でやったことはないけど、やりたかったんだろうな、というものが急に突進してきている感じがします。A先輩に感謝。

 

楽しいので生活にハリが出ています。睡眠時間が少なくなりがちなのが良くない所かな。でも、人生短いからやりたいことやらないとという視点では、睡眠時間ぐらい別に良いよと思ってしまう。意外と平気なような感じもするけど、誤魔化しは効かない年齢です。

 

というわけで、趣味の世界がとても楽しい。歌はフィジカルなので体力がいる。趣味といっても仕事と関係なさそうで関係しているかも。声を出す体を作ることが第一歩です。フランス語の楽譜があればそれも歌えると言われたので、フランスに行って楽譜を見に行きたいところです。それはまだちょっと先でしょうね。