Cuisine indienne ! インド豆カレーとジャガイモとズッキーニのサブジ
今日は貴重な平日休みなので、とある場所に行こうと思っていた。
が、しかし、あまりの直射日光と暑さに恐れをなして予定変更。暑さはいいけど日光には弱いドラキュラ体質の私。
というわけで部屋の模様替えの残りをやりつつ、久しぶりにインドカレーを作ろうと思い立つ。
インドカレーを覚えたのはフランスだったので、作るといつも思い出すフランス時代。フランス時代の後半にブログを書いていて、そのブログの食関連を見てみたらオーブンを使う料理が多い。80%がオーブン料理。
フランスやイタリア、アジア料理もあるけどインドカレーについては書いていない。当時はフランス人と生活していたし、イタリア人の友達がイタリア料理を頻繁に教えてくれたりというのもあった。伊太利亜人友人の引っ越し先でオーブンが使えないから私の所でピザを作らせてくれという事も。今考えると貴重な経験だったと思う。イーストで生地を発酵させて、発酵を待って(かなり待つ…)、伸ばして焼いて。イタリア人にとってはピザは家で作って食べるものらしい。
インドカレーはフランス時代の前半に覚えたものなのでブログには残っていない。フランス後半もインドカレーを作っていたけど、私にとってはあまりにも当たり前すぎるもの。
今日はフェヌグリークがあったので浸しておいてレンズ豆と二種類での豆カレー。
それとジャガイモやズッキーニがあるのでサブジも作ることにする。
豆カレーだったら生姜は入れたいけど、買いに行くか迷う程の暑さ。。。
サブジはあまり作らないので私にしては珍しい。夏の暑さで体が野菜を欲しているのが行動に出ている(笑)。
まずは芳しいスパイス、ヒングとオリーブオイルで玉ねぎを炒める。
サブジを先に作っておく。
別鍋でクミンをオリーブオイルで炒め、コロコロ小さく切ったジャガイモ投入。しばらく炒めてからズッキーニ。トマト少し。トマトはカレーでも使う。
ターメリック、クミンパウダー、グランマサラ、ビッグカルダモンも使われずに寂しそうにしているので、今日はビッグカルダモンを潰してサブジに。それと塩。
ちょっと炒めて蓋をして火を止めて余熱で調理。
↑ビッグカルダモン。実際に使うのはこれを潰して中の粒3-4粒ぐらい。樟脳のような香りがツーンとする。
フェヌグリークは浸水しておく。3時間以上はつけた方がいいと思います。3時間ぐらいでこのぐらい。写真の上が乾物状態。下が浸水後。もっと浸けておいてもいいけど、二日ぐらい経つと芽が出てスプラウトです。
レンズ豆は20分ぐらいでこのぐらい。
二種類を一緒に煮ておきます。フェヌグリークは独特の香りが漂います。
考えてみたら、他の豆ではよく豆カレーを作っていたけどフェヌグリークは初めてかもしれない。二種類を一緒にして煮る前(上)と煮た後(下)。
最初に炒めておいた玉ねぎにスパイスを入れて炒める。クミンパウダー、ターメリック。ベイリーフ、シナモン、カルダモン、クローブ、クミン、唐辛子はホール。普通は唐辛子はチリパウダーを使うけど、切らしているので唐辛子そのものを使うことに。ビッグカルダモンも潰して入れる。
いい感じになってきたらトマトの角切りを投入。
さらに炒め、そこに煮ておいた豆を入れる。グランマサラ、塩を入れてさらに煮る。
今日はバスマティ米。
本当はヨーグルトでライターを作りたいけど、ヨーグルトもないのでナスとピーマンで塩もみサラダを作って涼とする。
インドカレーは慣れれば簡単だけど時間は結構かかるかも。でも美味しいし作っている時の香りがたまらない。バスマティライスの炊ける香ばしい香り。
カレーを食べる頃には良い風が吹いて気持ちいい。野菜がたっぷりで身体に沁みまる。
チリパウダーを使うより、唐辛子丸ごと使う方が辛味がしっかり出るような。間違って唐辛子を噛むと凄い辛いけど。
誰かさんがインドカレーの作り方を教えてと言っていたので、今日はカレーについてでした。インドカレーは私にとってフランスにいた頃の思い出の味。