ミズオノオト - Cahier de Mizuho -

2002年に渡仏し7年後にフランスから日本へ逆留学。フランスに行かなければ鍼灸師にはならなかった日本人のブログ。

ドイツの温冷浴(混浴)は最高

ブラタモリ有馬温泉についてやっていて、有馬温泉行きたいな〜!と思ったと同時にドイツの混浴温泉が最高に気持ちが良かったのを思い出した。正確に言うと温泉ではなくて「温冷交代浴」

 2013年3月に当事ドイツにいたフランス人の友人を訪ねてフランクフルトに行った。友人に会う目的以外に、是非行きたいと思っていたのが、ドイツの温泉。

 

ドイツもバーデンバーデンBaden-Badenなど有名な温泉地がある。友人がフランクフルトFrancfurtに住んでいたので、そこから行ける場所を探したら、ヴィースバーデンWiesbadenという所に良さそうなところがあった。ヨーロッパでも古い温泉地らしい。しかもここは混浴温泉。

 

行ったのはカイザー・フリードリッヒ・テルメKayzer-Friedrich-Thermeという所。

 

フランクフルトから電車で行ける距離だし、綺麗な街で駅から歩いても行ける。街の中心にあって行きやすかった。建物が大きくて綺麗。

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受付で日本語の温冷浴の入り方が書いてある紙も貰えたような。(実家に置いてあるのでもしあったら、またここにアップします。)

混浴なので興味津々なのとちょっとドキドキとワクワク。

 

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↑ロッカールーム

 

温泉の所に行く前にシャワーを浴びる部屋があって、浴びていたら、背の高いおじ様がドイツ語で何か言ってきたけど、ドイツ語は分からないと言うと、英語で「ここは男性用のシャワールームで女性用は向こうだよ」と。

混浴なのに、シャワールームは男女別れているのか。

 

シャワーを浴びていよいよ入るとドーンとプールが現れます。

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(プールの写真のみこちらのホームページからお借りしました。)

 

何がしたかったって、裸でプールで泳ぎたかった(笑)!普通はプールは水着を着ないと泳げません。裸でプールで泳げるなんて素晴らしい。

 

「まずはここで何分入って、その後で冷水プールに入って。。。」云々という番号付きの説明の紙をもらったけど、中に行くと地元の人らしき人が教えてくれるので、自由に回りたいように回る。

 

結構小さめの湯船におじ様達が入って談笑してる。女性も男性も皆裸だけどまるで気にしていない。解放感がすごい。東洋人は最初行った時は私だけみたいで余計にのびのびしていた。

と思ったら、サウナにいた時、この人日本人?という感じの男性が一人で入ってきて、隣に座った。お互い目も合わせず、何にも言葉は交わさなかったけど、唯一の緊張を感じた瞬間でした(笑)。

 

 

温水で体を温めてから25℃のプールで泳ぎ、サウナで汗をかいて、またプールへ。

こんなに素晴らしい所はありません。

温冷浴というものに入る体験はこの時が初めてだったけど、とても気持ちがいい。熱いだけだとのぼせるけど、交互に入るとそれはない。妙に頭がスッキリする。温泉に入った後の感覚とは違う。それと、混浴なのに誰も何も気にしていなくて、解放感で溢れているあの自由な空気!あの雰囲気が良かった。まさに「地上のパラダイス」のイメージです。この世の楽園(笑)。

 

ここはまた行きたい。

ドイツの混浴は開けっぴろげ。誰も何も気にしていないあの解放感があってこそ。おそらく同じ施設を作っても、日本の国民性だとあの自由な解放感を作ることは難しいと思う。

 

日本の混浴温泉には行ったことがないけど、どういう感じなんだろう。