ミズオノオト - Cahier de Mizuho -

2002年に渡仏し7年後にフランスから日本へ逆留学。フランスに行かなければ鍼灸師にはならなかった日本人のブログ。

土佐文旦マーマレード

患者さんが土佐文旦をくださった。ありがとうございます。美味しそうな文旦なのでマーマレード作る気満々。柑橘類の皮の煮たものが大好きです。

 

材料

  • 文旦 1つ 皮と種
  • 砂糖 150gぐらい

 

作り方

文旦の皮を細く切って、水から沸騰させて5分ぐらい立ったらお湯を捨てる。この煮こぼし作業を3回終えたら、文旦の種を茶葉袋のようなものに入れて10分ぐらい再び煮る。お湯の量が下の写真になるぐらい。

 

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3回煮こぼして種を入れた状態

 

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種を入れて、さらに煮た状態

種からとろみ成分が出るので、種を取り出して冷めたら絞り出すとトロトロした液体が出るのでそれも鍋に戻します。

砂糖の分量がどのくらいかが問題なのですが、今回は150〜200グラムぐらいの分量です。ブラウンシュガーなので色が付いています。

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砂糖を入れて煮始めた状態

 

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弱火で15分ぐらい経った状態、出来上がり!



煮こぼして、種を入れてまた煮て、それから砂糖を入れてまた煮る。時間はちょっとかかりますが、別の作業をしながらできますし、むちゃくちゃ簡単です。しかも簡単なのにむちゃくちゃに美味しいです。最初に煮こぼしを始める時から柑橘独特の良い香りが漂っています。今回は文旦と砂糖だけで作りましたが、最後に何かアルコールを加えても香りづいてオススメです。

苦いのが好きな人、苦味が苦手な人、色々だと思うので砂糖の量は調整してください。皮の苦味を取るためにもっと色んな工程がある作り方もあります。

 

これだけで食べても美味しいですし、勿論パンやホットケーキに。炒め物や和え物に入れると、柑橘の爽やかでほろ苦い風味がよく合います。

 

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因みに、柑橘系の皮は洗剤にもよく使われていますが、煮こぼす時に出る汁は洗浄効果抜群の洗剤みたいなものです。ピカピカになるので掃除に使うと一石二鳥です。